つみたてNISAをするとお金が増えるって聞くけど、どのくらい増えるか知りたい!
つみたてNISAを満額つみたてると、月々33,333円って結構高いよね。
どのくらい増えるかいまいち分かんないからモチベーションあがらないんだよね…
どーも!
つみたて投資大好き、おぺぺないと(@openeightblog)です!
今回はこのような疑問について、分かりやすく解説していきます。
これらの疑問に答えるべく、つみたてNISAを満額で20年間つみたて運用した場合どのくらい増えるのか計算してみました。将来の資産運用の参考にしてみてくださいね!
この記事を書いている僕は、楽天証券でのつみたてNISA歴8ヶ月、米国ETF投資歴6ヶ月の駆け出しの投資家ですが、投資を始めるにあたって、投資関連の本を数冊読んだり、投資系YouTuberの動画を数十本見て勉強してます。
初心者ならではの目線で初心者に分かりやすいように解説していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!
つみたてNISAで満額20年間積み立てたらどのくらい増えるのかシミュレーションしてみた
つみたてNISAのような長期投資なら、ちゃんとした株式の投資信託を選ぶことで、高い確率で資産が増えていきます。今回は20年間、満額(月々33,333円)つみたてたらどのくらい増えるのかシュミレーションしてみました。
まず、シュミレーションを紹介する前に、利回りについて解説します!直近20年間の利回り平均の参考値は、次のようになっています。
- 米国株式なら+7.7%
- 全世界株式なら+6.9%
参考動画:【2021年版】積立NISAの利回り平均はどのぐらい? | つみたてシータ
(※直近20年間の代表的な指数からつみたてNISAの代表的な投資信託商品の信託報酬平均を差し引いて計算した数値のようです。)
この20年間には、2001年のITバブル崩壊や2009年のリーマンショックによる暴落も含まれていますが、2020年のコロナショックからの株価の急激な回復により、この20年間は高めの数字になっています。つまり、このような有名な暴落があったとしても、米国株式や全世界株式は成長をつづけ、順当に株式が成長しているのです。
このデータを元に、投資家の間では、米国株式なら平均的に6~7%の利回り、全世界株式なら平均5%の利回りと言われています。
この先の20年間はどのような利回りになるかはわかりませんが、
ぜひ知っておいてくださいね。
ですので、今回は少なく見積もって利回り3%、全世界株式の平均利回りの5%、米国株式の平均利回りの7%の3つでシュミレーションしていきます!
① 利回り3%で20年間積み立てた場合
- 積み立てた金額が7,999,920円(約800万円)
- 運用して得た利益が2,943,371円(約294万円)
- 2つを合計した運用総額が 10,943,291円(約1,094万円)となります。
毎月33,333円の設定で20年間ほったらかしておけば、少なく見積もっても294万円もの利益を生み出せるとは、びっくりですよね。
しかもつみたてNISA口座で運用しているので、利益から税金が引かれることはありません!
本当につみたてNISAはお得な制度ですよね。
非課税口座であるつみたてNISA口座については過去記事「【楽天証券でつみたてNISA】特定口座と一般口座について簡単に解説します!」で説明していますので、知らなかった!という方はそちらも合わせて読んでくださいね!
株価が高い時も、低い時も、どんなときも毎月一定額積み立てる「ドルコスト平均法」によって、このような利益を生み出せるのです。
何もせずにほっとくだけで利益300万円って、夢があるなぁ…
ですよね!
でも、これは少なく見積もったときの金額です!
つぎは、全世界株式の平均的なリターン5%で見積もってみましょう。
② 利回り5%で20年間積み立てた場合
- 積み立てた金額が7,999,920円(約800万円)※これはどのシュミレーションも同じです
- 運用して得た利益が5,701,065円(約570万円)
- 2つを合計した運用総額が 13,700,985円(約1,370万円)となります。
利回り3%のときの運用益(運用して得た利益)294万円よりも5%がの方が276万円もアップし、570万円になりました。これは、複利の力が効いているからです。
ちょっと待って、「複利」ってなに…?
「複利(ふくり)」とは、端的に言うと「利子にさらに利子がつくこと」です。
これは投資を始める人にはぜひ知っておいてほしい知識ですので、ちょっと脱線しますが、解説していきますね。
コラム:複利って何?
繰り返しになりますが、「複利」とは、端的に言うと「利子にさらに利子がつくこと」です。 投資家では基本中の基本の知識なので、この機会に理解しておきましょう。
複利を理解するためには、実際に計算してみるのが一番なので、毎年40万円積み立てて、年利5%だった場合で計算してみましょう。
1年目: 40万円×(+5%)で42万円
2年目:(1年目の)42万円+(2年目の)40万円×(+5%)で82万円
3年目:(1年目の)42万円+(2年目の)42万円 +(3年目の)40万円 ×(+5%) で126万円
こう考える人もいるかもしれませんが、そうではないのですね。これは「単利」です。その年に投資した元本のみに利益がつくものです。ちなみに、日本国債や社債といった債権は単利になります。
複利は、次のような計算になります。
【複利の場合】
1年目: 40万円×(+5%)= 42万円
2年目:(1年目の42万円+2年目の40万円)×(+5%)=86.1万円
3年目:(2年目の86.1万円+3年目の40万円)×(+5%)=132.4万円
2年目以降の利子の増え方が単利と複利で全然違いますよね!これが「利子に利子がつく」複利の力です。 ちなみに、銀行口座の利子は複利になります。
今の銀行の利子は0.001%(大手メガバンク)なので、ほとんど複利が効きませんけどね…
つまり、複利は投資期間が長くなればなるほど、利益が利益を呼び大きくなっていくのです。投資家の中では、転がっていくほど大きくなる「スノーボール(雪だるま)」によく例えられます。
この複利の力を20年間続けることで、先ほど紹介したシミュレーション結果となるのです!
もちろん、株価が上がる年もあれば、下がる年もありますから、毎年きれいに資産が増えるわけではありませんが、20年間の長期運用をすることで、平均的に全世界株式は利回り5%になっていくことは歴史が証明してくれています。
800万円積み立てて、結果1,370万円か…
お金が1.7倍に増えるってすごいなぁ…
これが複利の力ってやつだね。
そうです、そうです!
テンション上がってきましたよね!
では盛り上がってきたところで、最後に米国株式の平均利回りである7%でシュミレーションしてみましょう。
③ 利回り7%で20年間積み立てた場合
- 積み立てた金額が7,999,920円(約800万円)※これはどのシュミレーションも同じです
- 運用して得た利益が9,364,128円(約936万円)
- 2つを合計した運用総額が 17,364,048円(約1,736万円)となります。
元本800万円に運用益が936万円、合計1736万円とは、びっくりする数字ですね。(約2.2倍です)
年金2000万円問題がニュースとなりましたが、つみたてNISAを満額積立しておけば、ある程度解決してしまう数字になります。
ご夫婦で満額(月々33,333円×2)積み立てるとこの倍貯まるわけですから、やはり投資資金が多いと資産形成は順調に進んでいきます。
800万円積み立てて、結果1,736万円ってことは、
お金が倍以上に増えるってこと!?
もう、つみたてNISA始めるしかない!
そうですね!つみたてNISAをはじめましょう!
ちなみに、最初は無理に満額投資しなくても大丈夫ですよ!
投資経験を積みながら、リスク許容度内で徐々に増やしていきましょう。
さいごに
今回のシミュレーション結果をまとめますと、次の通りとなります。
利回り | 積立金額 | 運用利益 | 運用総額 | 運用イメージ |
3% | 800万円 | 294万円 | 1,094万円 | 少なく見積もった場合 |
5% | 800万円 | 570万円 | 1,370万円 | 全世界株式への投資の場合 |
7% | 800万円 | 936万円 | 1,736万円 | 米国株式への投資の場合 |
今回のシミュレーションででてきた「米国株式」と「全世界株式」に低コストかつ安心して投資ができる銘柄について過去記事「つみたてNISA初心者にオススメの銘柄紹介【楽天証券で実際に購入済み】」で紹介していますので、そちらも合わせて読んでみてくださいね。
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