積立NISAの次におすすめ!高配当ETFとは?【個人ブログで解説】

高配当ETF解説 アイキャッチ
 高配当ETFに興味がある人
高配当ETFに興味がある人

つみたてNISAもiDeCoも始めたけど、もう少し余剰資金もあるし、

次の投資にチャレンジしてみたい!

 高配当ETFに興味がある人
高配当ETFに興味がある人

つみたてNISAやiDeCoって老後の話だよね。

老後はもう大丈夫だから、今使えるお金を充実させたい!

 高配当ETFに興味がある人
高配当ETFに興味がある人

高配当ETFって最近YouTubeだったり、本で見かけるけど、どんな感じなのかな?私と同じような立場の人の話を聞いてみたい!

おぺぺないと
おぺぺないと

はい、どーも!
配当金大好き、おぺぺないと(@openeightblog)です!

今回はこんな疑問について答えていきますね。

早速結論を言うと、つみたてNISAとiDeCoの次のステップは「高配当ETF」をおすすめします。

高配当ETFはその名のとおり、配当金がもらえるので、今使えるお金(キャッシュフロー)も増やすことができますよ。

今回はそんな高配当ETFについて簡単に解説していきます。

こんな人にオススメ!
  • つみたてNISAやiDeCoを満額投資している人
  • つみたてNISAやiDeCoの次の投資が気になっている人
  • 高配当ETFについて気になっている人
  • 老後ではなく、今使えるお金を少しでも増やしたい人
本記事の内容
  • 高配当ETFの基礎知識について解説します。
  • 高配当ETFのメリットとデメリットを解説します。

僕と妻どちらも、つみたてNISAとiDeCoをしてます。
満額投資しているのですが、まだ余剰資金があるので、次のステップとして高配当ETFにもチャレンジしています。

僕と妻は、楽天証券でのつみたてNISA歴8ヶ月、米国ETF投資歴7ヶ月の駆け出しの投資家ですが、投資を始めるにあたって、投資関連の本を数冊読んだり、投資系YouTuberの動画を数十本見て勉強してます。

初心者ならではの目線で初心者に分かりやすいように解説していきますので、ぜひ最後までお読み下さい!

目次

高配当ETFとは?基礎知識を解説!

投資 はじめに

ETFという言葉を初めて聞いた方もいると思います。

初心者向けに高配当ETFについてわかりやすく解説していきますね。

まず、ETFとは「Exchange Traded Funds」の頭文字をとって略したものです。

Exchange …証券取引所で
Traded …取引される
Funds …投資信託

直訳すると、「証券取引所で取引される投資信託」という意味です。

ちょっとピンと来ないと思うのでざっくり言うと、株みたいにリアルタイムで取引可能な株や債権などの詰め合わせパックというイメージです。

中でも人気なのは、米国の高配当ETFです。
米国は株主への還元を大切にしている会社が多く、配当金を多く出す高配当の銘柄が数多くあります。

25年以上増配を繰り返す企業は、日本は1社のみ(花王)ですが、米国には100社以上あります。
有名な企業で言うと、マクドナルドやコカ・コーラなどです。

そのため、日本人の中にも米国高配当ETFに投資している人がたくさんいるのです。

その他にも次のような特徴があります。

高配当ETFの特徴①:証券取引所の営業時間内で取引する

証券取引所で取引されるものなので、いつでも売買できるわけではなく、土日や祝日、また証券取引所が閉まっている時間帯は売買できません

米国ETFはアメリカ東部の時間が基準となっているので、日本時間では通常夜23:30~翌朝6:00の取引になります。

なお3月第二日曜から11月第一日曜まではサマータイムで1時間早まって夜22:30から取引が始まるので要注意です。

僕は、夜22:30(か23:30)に株価をチェックして、下がっていたら購入設定して寝るようにしています。

おぺぺないと
おぺぺないと

夜中の取引だからといって、夜ふかしして取引しないと行けないということはありませんよ!

高配当ETFの特徴②: 米国株ETFの場合は取引通貨が米ドル

米国株ETFの場合は基本的には米ドルでの取引になりますが、初心者なら日本円で取引できる円貨決済でも可能です。

ですが、為替手数料ががかかるので、少しでも安く投資したい人は米ドルで取引することをおすすめします。

円高のとき(ドルが安く変えられるとき)に円をドルに替えておいて、ドルで購入するのがおすすめです。

また、円からドルに替えるときにかかる為替手数料を更に安くしたい場合は、SBI証券と住信SBIネット銀行を組み合わせるのが良いでしょう。

SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を開設しておいて、住信SBIネット銀行でドル転してからSBI証券に資金を移し、SBI証券でETFを購入すると為替手数料が安くなります

少し手間はかかりますが、コストが安いので、僕ら夫婦も実際にこの方法で取引しています。

更に、米国ETFが安くなるタイミングと、米ドルが安くなるタイミングは異なるので、円→米ドル→米国ETFと資金を変えるタイミングを分散させることで、リスク低減になりますよ!

おぺぺないと
おぺぺないと

最初は戸惑いますが、一回やってしまえば面倒だとは感じませんよ。

高配当ETFの特徴③: 手数料(信託報酬)が比較的安い

つみたてNISAで人気の投資信託は、信託報酬がかかりますよね。

高配当ETFの場合は経費率と言ったりしますが、この手数料がかなり安く設定されています

例えば、
eMAXIS Slim米国株式S&P500の信託報酬は0.0968%、
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の信託報酬は0.1144%
となっています。
(2021年9月20日現在)

これも十分格安なのですが、米国ETFはもっと安いです。

例えば、
米国約400社にまとめて投資できるVYMの経費率は0.06%、
配当利回りが高いSPYDの経費率は0.07%です。
(2021年9月20日現在)

スクロールできます
種類銘柄 手数料(信託報酬/経費率)
投資信託eMAXIS Slim米国株式S&P500 約 0.10%
投資信託eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 約 0.11%
ETFVYM (Vanguard High Dividend Yield ETF)約 0.06%
ETFSPYD (SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)約 0.07%
代表的な投資信託とETFの手数料の比較
(わかりやすくするため、手数料の数字をまるめてます)
おぺぺないと
おぺぺないと

ちなみに、「VYM」や「SPYD」はティッカーシンボルという、ETFのニックネームみたいなものです。
Google検索などで、VYMと検索すると、値動きが見れますよ!

100万円投資して、かかる経費が600~700円なので、めちゃめちゃ安いですよね?

こんなに良い投資先なのに・・・(笑)

高配当ETFの特徴④: 注文してすぐ購入できる

つみたてNISAなどは、注文をして、実際に積み立てられるまでに数日くらい時間がかかったと思います。
一方ETFの場合は、証券取引所で取引されるため、証券取引所の営業時間内はすぐに購入できます。

また、リアルタイム取引なので、1日の中でも価格が上下します。

投資信託の場合、株価が安くなっても、そのポイントをねらって追加投資をするのは難しいのですが、ETFの場合は、注文してすぐに買うことができます。

なので、株価を見て下がった時に「今だ!」と買うことができるので、少しでも安く買いたい人にもおすすめです。

おぺぺないと
おぺぺないと

とはいえ底値で買うのは難しいので、ほどほどを狙うようにしましょう。

投資の神様と言われているウォーレン・バフェットも次のように言っていますよ!

第1ルール、損しないこと。
第2ルール、第1ルールを忘れないこと。

ウォーレン・バフェット氏

高配当ETFの特徴⑤: 配当金がもらえる

人気の高配当ETFのVYM、SPYD、HDVは、年に4回配当金がもらえます

3月、6月、9月、12月の4回です。

これこそまさに不労所得!

何もしなくても、お金が入ってくるのは嬉しいですよね。

今のお金も重要だよ!という人には高配当ETFはおすすめです。

高配当ETFのメリットは?

おぺぺないと
おぺぺないと

それでは、次は高配当ETFのメリットを紹介していきますね。

メリット①:個別株よりもリスクが低く、初心者向け

個別株はその会社に万が一何かあった時は、大暴落が起き、大損することがあります。
またその会社が倒産した場合は、株式が紙切れになってしまいます。(倒産リスク)

そのため、個別株をするならば、最低でも10銘柄に分散する方がいいと言われています。
ですが、僕ら初心者は知識もないし、お金もないので、そんなに一気に選んで買えませんよね。

その点、ETFは簡単にたくさんの銘柄に少しづつ分散投資できます。

また、運用会社がそれぞれの会社の実績を見て、組み替えてくれています。
ですので、個別株よりもリスクが低くなり、初心者向けです

人気の高配当ETFであるVYMは約400社、HDVは約75社、SPYDは約80社で構成されています。
(2021年9月20日現在)

1つ購入するだけでそれだけ分散されるので、安心ですよね。

メリット②:安い時にピンポイントで買える

つみたてNISAなどで購入する投資信託は、注文してから実際に購入(約定)できるまでに時間がかかります。
つまり、注文時の株価(評価額)と実際に購入するときの株価(評価額)は違っていて、それまでに上がってしまうこともあります。

一方、ETFはすぐに購入できるので、安くなった時に「今だ!」と注文することができます

また指値注文という注文方法があり、「株価が38ドルまで下がったら購入する」といった設定をすることが可能です。

少しでも安い時に買えるのは嬉しいポイントです。

メリット③:経費率がとても安く、低コスト

先ほども説明したように、
米国約400社にまとめて投資できるVYMは、経費率0.06%。
配当利回りが高いSPYDは、経費率0.07%です。
(2021年9月20日現在)

日本で人気の投資信託より低コストで運用できます。

メリット④:配当金がもらえる

先ほども話しましたが、配当金がもらえるETFだと年4回ほど配当金がもらえます。

投資信託だと勝手に再投資されていますが、高配当ETFだとしっかり口座にお金が入ってきます。

これこそ不労所得です!

トータルリターンを考えると、実は再投資型のほうが増えることが多いのですが、今使うお金も大事なので、多少トータルリターンが下がったとしても配当金をもらうという選択肢は悪くないと思います。

何もしなくても勝手にお金が入ってくるのは嬉しいです。

おぺぺないと
おぺぺないと

僕も始めて配当金をもらったときはとても嬉しかったです!

投資を続けるモチベーションになります!

高配当ETFのデメリットは?

おぺぺないと
おぺぺないと

コストが安く配当金がもらえる高配当ETFですが、もちろん弱点もあります。
次はデメリットについて紹介していきますね。

デメリット①:買付手数料がかかる

購入時に買付手数料が0.495%かかります。
例えば10万円分購入したとすると、495円になります。

ただし、買付手数料の上限が40~50ドルなので、一気に購入すると、抑えることができます。

高配当ETFを頻繁に売ったり買ったりして儲けようとすると、手数料がかかるので注意が必要です。

ですので、基本的に高配当ETFは長期で保有する戦略になりますし、長期的にみたら、よほど微妙な銘柄を購入しない限り、この買付手数料は回収できると考えています。

これは仕方のないことなので、僕もあまり気にせず購入しています。

デメリット②:1株あたりの価格が最低購入額になる

つみたてNISAで投資信託に積立投資する場合は、100円から投資可能ですが、ETFは一株当たりの価格が最低購入額になります

先ほどから紹介している3つのETFのうち、一番安いSPYDでも約41ドルですから、小額で始めたい人には不向きかもしれません。(2021/10/17現在)

ちなみに人気の高配当ETFの株価は以下の通りです。
参考にしてみてください。

【人気の高配当ETF株価】(2021/10/17時点の株価と為替レートです)

  • VYM (Vanguard High Dividend Yield ETF):約107ドル(約12,200円)
  • VIG (Vanguard Dividend Appreciation Index Fund ETF):約160ドル(約18,300円)
  • HDV (iShares Core High Dividend ETF):約97ドル(約11,100円)
  • SPYD (SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF):約41ドル(約4,700円)
  • VIT (Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF):約231ドル(約26,400円)
  • VOO (Vanguard 500 Index Fund ETF):約410ドル(約46,900円)

デメリット③:たくさん配当金をもらうためにはある程度の資金力が必要

米国の高配当ETFでも配当利回りは3~4%(2021年9月20日現在)くらいです。
仮に100万円投資していた場合は、年間3~4万円の配当金がもらえるということです。

例えば、YouTubeプレミアム(月額約1,180円)を配当金でまかなうためには、約35万~47万円分保有しておく必要があります。
また、住宅ローン(月々の返済額を約10万円とします)のをまかないたい場合は、約3,000万~4,000万円といった大金を投資に回さなければなりません。

つまり、生活費にインパクトがあるくらいの不労所得を得ようとすると、1000万単位の大金が必要になるということです。

ですので、ETFは株価が下がった時を見計らって、コツコツ投資するのがおすすめです。

ちなみに僕は、ETFの下落時にまとめて投資できるよう、ボーナスが出たときには投資資金として住信SBIネット銀行に貯金するようにしています。 

デメリット④:米国と日本で二重課税になる

米国ETFは、受け取る配当金に二重課税がかかります。

米国で10%、国内でも約20%の課税がかかるので、約28%の税金が引かれた配当金となります。

ですが今回は詳しく解説しませんが、確定申告すれば米国課税分は戻ってくるので、安心してください

おぺぺないと
おぺぺないと

まだまだ少額ですが、勉強だと思って、今年は確定申告にチャレンジしてみようと思います。

さいごに

高配当ETFも投資なので、メリット、デメリットはあります。

つみたてNISAは設定したら、ほったらかしできます。
高配当ETFも積立投資しても十分良いと思いますが、可能であれば株価が落ちたときにまとめて購入する方が良いでしょう。

ですので僕は普段、ETFを購入するために毎晩株価をチェックしたり、またそれにかかわる経済ニュースを確認したりと、投資の勉強の習慣がつきはじめました

今は妻と二人で、投資や経済ニュースについて話し合ったりできているので、僕は高配当ETFを楽しめていると思います。

おぺぺないと
おぺぺないと

少額投資からすると、暴落しても痛くないので、まずは少額からコツコツと投資することで、勉強できますよ!

つみたてNISAの次のステップとして、高配当ETFはとてもおすすめなので、もし少しでも興味を持ったら、ぜひチャレンジしてみてください

おすすめの証券口座は、SBI証券と住信SBIネット銀行です。
ちなみに、楽天証券でもETFの取引をすることができます。

僕たち夫婦は、つみたてNISAは楽天証券、ETFはSBI証券という使い分けをしています。

ネット銀行は手数料も安いですし、なによりスマホですぐにETF取引を行うことができます。
寝る前にソファーの上で株価をチェックして、指値設定をして寝る、というのが僕ら夫婦の日課になりつつあります。

もし興味のある方は、開設してみてくださいね。

おぺぺないと
おぺぺないと

ではでは~!
おぺぺないと(@openeightblog)でした。

次回は、実際にETFの購入方法について、解説する予定です!

SBI証券口座の解説はこちらからどうぞ!

住信SBIネット銀行で円をドルに替えてから、SBI証券口座に移し、米国高配当ETFを購入する、というルートが手数料が低く済むおすすめの方法です。

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