毎日仕事に育児に忙しくて、日々が何となく過ぎていく。
こんな毎日でいいんだろうか…
仕事は嫌じゃないけど、なんとなく毎日充実感が足りない。
何か時間の使い方が間違ってるんだろうか…
時間を効率よく使う方法ってないのかな?
毎日何に、何時間使ってるか記録してみたいけど、どうやったらいいか分からないなぁ…。
毎日時間に追われていて、何に時間を使っているか全く分かっていない人は、まずはどんなことにどれくらい時間を取られているのかを把握する必要があります。
どんな問題解決にも「現状把握」をすることが必須です。
そんな日々感じてる時間に関する問題の「現状把握」の方法として僕は、Toggl trackというアプリを使った「時間の家計簿」をオススメします。
実は、「時間の家計簿」はメンタリストのDaigoさんや、intelの元CEOであるアンディ・グローブ氏もオススメしている方法です。
僕も実際に一年以上「時間の家計簿」をつけています。
「時間の家計簿」をつけ始めてから、スマホやテレビをなんの目的もなくダラダラ見てしまう無駄な時間があることに気がつけました。
また、どんなに仕事が忙しくても家族との時間を確保することができ、最近では余った時間で勉強したり、副業する時間も作れるようになりました。
めんどくさがりで、だらしなかった僕でも習慣化することができた方法なので、まずは一週間からでも是非試してみてください!
今回紹介する「時間の家計簿」とtogglアプリは無料で始められるので、まずはチャレンジです!
それでは、本記事「【Toggl track活用術】時間の家計簿で時間の無駄を省く!」を見ていきましょう!
Togglを活用して時間の家計簿をつけよう!
まずは、この記事の結論から説明します!
- 時間の家計簿はWEBサービス(アプリあり)の「Toggl」を使うとやりやすい。
Toggl trackアプリを使った日々の時間の家計簿の付け方は、別記事「【時間がなくて悩んでる人へ】時間の家計簿の最強ツールToggl Trackアプリの使い方紹介【Toggl 活用】」で、動画付きで分かりやすく紹介していますので、そちらも合わせて読んで見てくださいね!
- 時間のジャンル分けは「Cliant」機能を使って、下図のようにする。
- それぞれ「Project」を設けて、「やったこと」と「これからやること」を随時つけていく。
ポイントは厳密にやりすぎないこと。
(例)朝食と朝の準備 → まとめて「朝準備&朝準備」
食事は準備や片付けも合わせて「食事」と記録する。
- 一定期間で、各「Cliant」ごとに集計し、割合を確認して改善点が無いか確認する。
toggle trackをでつけた時間の家計簿の集計方法や、それを元にした改善方法をどうやって考えるのかといったことを、僕の集計方法をもとに説明した記事「【時間がなくて悩んでる人へ】2021年上半期時間の家計簿公開!【toggl活用術】」も合わせて読んでみてくださいね!集計用のエクセルファイルも無料配布していますので、是非参考にしてください!
時間の家計簿とは問題解決の第一歩
時間の家計簿とは、日々の時間を何に使っているのかジャンル分けを行い把握できるようにすることです。
目標達成の指標として使ったり、日々の時間の使い方の改善の気づきもここから得られます。
要は皆さんがよくつけているお金の家計簿の「時間」バージョンです。
また、時間の家計簿とは、時間の問題を現状把握する作業のことでもあります。
例えば下記ジャンルのように分けて、そのジャンルの活動にどれだけ時間を割いたかを記録して、確認する作業になります。
分類方法人それぞれですが、僕はDaigoさんのブログ記事「忙しくても時間が余る!インテル元CEOに学ぶ時間管理術」を参考にしました。
その分類は以下の通りです。自分なりにアレンジしてます。
ちなみに、他に充実感(その活動でやり遂げた感覚があったか?)というものも Daigoさんのブログ記事「忙しくても時間が余る!インテル元CEOに学ぶ時間管理術」 に紹介されていましたが、ひとまず僕は使ってません。
時間の家計簿をつける3つのメリット
メリット①:時間の使い方を数字で把握できる
例えば、仕事しすぎで家族との時間が取れていないか?といったことや、ゲームやアニメなど趣味の時間は十分取れているが、成長や人間関係といったところに時間を割けていないか?といったことなどを把握することができます。
把握することで、改善すべき方向性がわかるようになります。
メリット②:時間の記録をつけているという意識から、自己コントロール感が上がる
時間の家計簿は「スマホをいじりながらダラダラ過ごす」ということも記録していきます。
記録している間に、「何やってるんだろ・・・」と思い、その結果別の行動を行うようになり、自己コントロール能力(自制心)が高まります。
メリット③:数字で目標値を立てることができる
毎年年始めに目標を立てる人が多いと思いますが、数字で評価ができるところまで落とし込んでいる人は少ないと思います。
例えば今年の僕の目標の一つは、「 仕事時間を32.0%に減らして、家族+幸福+成長時間を20.2%に増やす!」となっています。
時間の家計簿をつけることで、数字で目標達成できているか把握することができます。
時間の家計簿をつけ始めてから無駄な時間があることに気が付きました
例えば休日の朝、「せっかくの休日だから、ベッドやソファでゴロゴロ」というのはよく聞きますし、僕も以前は休日のほとんどをベッドでスマホをいじって過ごしてたときもありました。
ですが時間の家計簿をつけてみると、「ベッドでゴロゴロしてる時間って、自分の人生に何かメリットあるのか…?」と考える様になりました。
また、とった時間の家計簿を集計してみると、せっかく休日の自由に使える時間のうち12~13%が無駄に使われている事が『数字』で分かりました。
…とはいえ、「ゴロゴロ時間が幸せで人生に欠かせない時間だ!」と言う人もいると思いますので、無駄かどうかは人それぞれです!
この気付きのあと、なぜベッドでゴロゴロする時間が長いのか考えてみました。
すると朝起きてゴロゴロしてるときは、決まってスマホをいじって、目的もなくSNSや、ニュース記事を流し読みしたりしていることに気が付きました
今思うと、スマホをいじっている間も「この時間てなんだろうな~と思ってはいたのですが、
大切な人生の自由時間をどのくらい無駄にしているかを把握できていなかったんですね。
そこで「寝室にはスマホを持ち込まない、寝室は基本「寝る」部屋として使う」ということをルール付けしました。
すると、寝起きで自己制御が弱くなるタイミングでも、誘惑の権化(スマホ)がないので、自然と起きて、本当にしたいことができるるようになりました。
これにより、休日の無駄にしていた時間を12~13%ほど取り戻せました。
時間に換算すると、3時間ほど増えるということになりますので、この成果は大きいですよね!
また、他にも以下のような無駄時間を把握できました。
- 寝起きにベッドの中でスマホを触ってしまうと、ダラダラ意味もなくスマホをいじり続けてしまうので、寝室にはスマホを持ち込まない!
- 仕事帰りにお風呂に入らずソファーでグダグダし始めてしまうと、スマホをダラダラ触ってしまう「非生産時間」が増えてしまうということ。
- 夕方や夜まで今日やりたいことを引っ張ってしまうと結局やらず、家事などの「日常生活」だけで一日が終わってしまうということ。(家事だけで一日過ごすと、なんか虚しくなりませんか?)
Toggle Trackアプリを活用した時間の家計簿のつけ方
そんな時間の家計簿ですが、様々手法があります。
(Googleカレンダーに記入する、手帳に手書きする etc…)
しかし、後日分析を行う際に、エクセルや電卓での計算がめんどくさいので、
僕は「Toggl」というWEBサービス(アプリ)を使っています。
Toggl
https://toggl.com/
基本機能は無料で使えますし、僕も無料機能のみで使っています。
本来は仕事の時間を記録するためのツールなのですが、僕はプライベートのみで使っています。
また、別記事「【時間がなくて悩んでる人へ】時間の家計簿の最強ツールToggl Trackアプリの使い方紹介【Toggl 活用】」でも、動画付きで分かりやすく紹介していますので、そちらも合わせて読んで見てくださいね!(2021/11/28追記)
Togglで時間の家計簿をつける手順
Togglの基本メニューは上画像のようになっています。
まずはじめに「Cliants」で時間のジャンル分けを行います。
ジャンル分けは冒頭に紹介していたとおりで、以下のようにしています。
各自「こんなことに時間を使いたい」というジャンルを設けるといいと思いますが、なれるまではマネでいいと思います。僕もDaigoさんが紹介していた方法をマネしています。
記録する際にその行動をざっくり分類分けするのですが、僕はそれを「Projects」として記入しています。
なお、計算はCliants毎で行うため、Projectsはざっくり適当でOKですし、Cliantと同じ名前でもOKです。
「New project」をクリックすると、下の画面が出てきますので、メモの通り、Projectsを作成していきます。
とりあえず思いつくだけでOKです。
スマホアプリでもプロジェクトを作成できますので、ここではざっくりでOKです。
スマホでProjectを作成する場合は下の順で作成します。
【注意ポイント】CliantsとProjectsの編集はWEB版でしかできないので注意してください!
次に時間を記録していきます。
基本的に記録はスマホアプリで行っています。
Toggl Track: 時間管理 タイムシート
Toggl OÜ無料posted withアプリーチ
togglアプリを使った日々の時間の家計簿の付け方の手順は次の4つです。
- やったことを記録
- Projects (Cliants)を選択
- 時間を記録
- 完了をタップ
あとはひたすらこれ記録を続けるだけです。
が、実は結構これが大変です。
継続するポイントは、以下の3点になりますので参考にしてみてください。
- Projectsを細かく分類しない。
- 時間も15分単位くらいでOK、最初は60分単位でもいいかも!
- 毎日記録する時間を決める(寝る前23時、仕事退勤時など)
togglを使った時間の家計簿のまとめ
・お金の家計簿と同様時間の家計簿もつけて、時間の使い方を改善しましょう!
・ざっくりジャンル分けして記録する!(お金の使い方と同様)
・メリットは以下の3つ
①自分の時間の使い方を数字で把握できる。
②自己コントロール力が付き、無駄時間が減る。
③測定可能な時間の使い方に関する目標値を立て、達成可能性が上がる。
・時間の家計簿はTogglを使うと続けやすい!
・Togglの「Cliants」機能を使ってジャンル分けをする。
今回は、時間の家計簿のメリットや付け方を説明しました!
使い方や活用方法などに質問などあればコメント下さい。
この記事が皆さんの良い変化につながればとても嬉しいです。
ぜひ行動してみてくださいね!
ではでは~
おぺぺないと(@openeightblog)でした!
参考記事
忙しくても時間が余る!インテル元CEOに学ぶ時間管理術
https://daigoblog.jp/intelceo-time
時間術のオススメの本
image/source:toggl
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